ウシがかわいかったです。

過日、東京国立博物館で開催中の「空海と密教美術」展に行ってきました。国宝・重文の像が立ち並ぶ展示室は壮観というより圧巻です。

本日のタイトルは小学生の作文みたいですが、ウシとは醍醐寺の大威徳明王像のこと。明王様を背に乗せているウシが、大きなまん丸目をしていて、何ともいえず可愛いくて…(笑)。「明王様、私はどこにでも参ります、ンモ…」とでも言いたげな風情なんです。説明書きによれば、この牛は死の象徴(だったと思う・本当は恐い)とのことですが、ギャップありすぎ。そんな由来のためか、明王様の下で立っている像は珍しいとのこと。四方の札で記憶に焼き付いている東寺の大威徳明王像(出展されています)では、牛は完全に明王様に屈服していますよね。
同じく出展されている東寺の降三世明王像も、すごい迫力でした。持国天像の放つ威圧感は恐いほど。象に乗った帝釈天様は美男であります。

もちろん他の展示も、私のような超門外漢ですらドキドキするほど充実していました。まさか日本最古の擬人化?(←勝手に言ってます)な聾瞽指帰(ろうこしいき)の本物が拝めるとは。

以下は、展覧会とは関係ないですが……
上野公園は、噴水広場全域が改修工事中で閉鎖されていました。科学博物館前の道を通らなかったので、結局噴水を迂回する形で、都美館(こちらも改修中)沿いの道から池田屋敷の門前に出ることに。
とんだ遠回りになりましたが、こちらまで来るのは久しぶりでした。この辺り、奏楽堂前の一画は、私の記憶の中では若木がまばらに立っているだけの明るい広場。でも目の前にあるのは緑陰を作る丈高い木々です。あああ、過ぎた歳月がハンパない。見慣れた噴水周辺の景色も大きく様変わりするのかも…と、ちょっと淋しい気分に…。
でも、平成館を出てすぐ、左側の建物の間に見えるスカイツリーは、新たに生まれた元気になる景色です。
きれいになったり醜くなったり、造ったり壊されたり、広がったり縮んだりしながら街の諸相は移っていくんですよね。淋しくなったら、時間の層にダイブして、今はもうない風景を心の中で重ねることにいたしましょうか。

拍手とメッセージ、ありがとうございました!!
また来てね!
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

sidetitlesidetitle

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
sidetitle最新記事sidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleプロフィールsidetitle

真宮四季

Author:真宮四季

sidetitleリンクsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle